味噌汁を作るとき、お味噌をグツグツ煮込んでいませんか?
味噌は煮立たせてしまうと、せっかくの香りが飛んでしまい、味が落ちてしまいます。
そこで、味噌汁を美味しくするための誰でもできるコツを紹介したいと思います。
味噌を入れるタイミング
手順
- だしが沸騰し、具材が煮えたら一度火を止める
- 沸騰が収まったら味噌を煮溶かす
- 弱火でもう一度加熱する
- 味噌汁の表面がグラっと揺れたら火を止める
これはNG
お味噌をぐらぐら煮てしまうと、味噌の香りとなる微量のアルコール成分が飛んでしまい、美味しさが半減してしまいます。味噌汁の再沸騰は厳禁です。
できれば作り置きせず、食べきる分だけ作って食べましょう。
味噌は90度以上で風味が強くなりますが、長時間加熱すると香りが飛んでしまいます。また、65度以上になると旨味成分が出なくなってしまうので、味噌を煮溶かしたら沸騰直前で火を止めることが大切です。
顆粒だし(だしの素)を入れるタイミング
手順
- 味噌汁の火を止める間際に入れる
これはNG
ほんだしなどの粉末だしは熱で風味が飛んでしまうので、沸騰させてはいけません。
冷たくなった味噌汁を美味しく食べる裏ワザ
手順
- 味噌汁を沸騰しないように温める
- 沸騰直前で火を止める
- 少量の味噌を溶き足す
たったこれだけで、出来立ての味噌汁のように復活します。
最後に
味噌もだしの素も、長時間加熱で風味や香りが抜けてしまいます。
味噌汁に入れるときは、どちらも沸騰させないようにしましょう。