九州麦味噌の歴史
麦味噌が生まれたのは平安時代になってからと言われています。各地で稲作が盛んになると、米麹を使った米味噌が全国各地で作られるようになりました。
しかし、九州地方では米が取れにくく、代わりに麦の生産が盛んだったため、麦を麹にした麦みそが作られるようになったと伝えられています。
九州麦味噌の特徴
産地 | 九州 |
分類 | 麦味噌 |
原料 | 麦麹・大豆 |
色 | 白~淡色 |
味 | 甘口が多く、九州北部では辛口も多い。塩分が低く、麹の量が多いので香りと甘みが強い。 |
その他
麦みそを味噌汁に使う場合、味噌こしがあるといいです。なぜかというと、麦には黒条線があり、それを取り除くと口当たりが良くなり、まろやかな味わいになるからです。また、麦の中の麹が空気と触れ、甘い香り立つ効果もあるためです。
※黒条線(こくじょうせん)とは、麦の粒にある黒くて太い線のことを言います。麦の繊維なのでそのまま食べることもできます。
麦味噌は甘くて旨味が美味しいお味噌です。ただし麦粒の形がそのまま残っているので、初めて食べるなら合わせ味噌を試してみるといいでしょう。
フンドーキン醤油「生詰無添加あわせみそ」の味と特徴
千葉では珍しい、九州の麦味噌を行きつけのスーパーで見つけました。ちょうど食べている味噌も残り少なくなったので、買ってみることにしました。
フンドーキン醤油「生詰無添加あわせみそ」の商品情報
名称
調...
麦味噌は麹の量が多いので発酵しやすく、時間が経つと黒く変色してしまいます。しかし、色が変わっても品質上の問題はありません。