仙台味噌の歴史
伊達政宗公が、仙台城下に御塩噌蔵(おえんそぐら)と呼ばれる味噌醸造所を設け、真壁屋市兵衛に、仙台藩の味噌御用を務めさせたことが始まりと言われています。
豊臣秀吉公が朝鮮出兵の際、各藩の大名に出兵を命じ、兵は兵糧(ひょうろう)である各自の地元の味噌を携帯して出兵しました。長期間陣を置いた結果、他藩の味噌は腐ってしまいましたが、仙台藩の味噌は唯一変質しなかったため、「仙台味噌は質が良い」と、全国的に評判になりました。
仙台味噌の特徴
産地 | 宮城県 |
分類 | 米味噌 |
原料 | 米麹・大豆 |
色 | 赤褐色 |
味 | 辛口。旨味が濃厚で風味が高いので、出汁を入れなくても美味しい味噌汁ができる。そのまま食べることもできるので「なめみそ」とも呼ばれている。 |